生成AIで作った画像や動画の公開前チェックを手がけるCopySightが、シードラウンドで300万米ドルを調達しました。
同社は画像に加えて動画も解析する「CopyScore™ V2」の提供を始めました。
2026年1月以降のチェック件数は16万6,000件を超え、利用量は100倍以上に拡大しています。
記事の概要
CopySightは、Mucker Capitalをリード投資家として、総額300万米ドルの資金を調達しました。
Taisu VC、Flint Capital、Yellow Rocks!も出資しています。
新機能の「CopyScore™ V2」は、動画を1コマずつ解析し、著作権や肖像権に関するリスクを確認します。
同サービスは、商標、キャラクター、ブランド、著名人の顔や姿、アート作品や作家の画風との類似性を評価します。
さらに、他人の権利を侵害するおそれと、生成物自体が著作権で保護される作品に当たるかを採点します。
チェック結果は、後から書き換えられない「制作の記録(chain-of-creation record)」として保存されます。
2026年1月以降、映像スタジオや配信プラットフォーム、法務部門、大企業の制作現場などで、累計16万6,000件以上を処理しました。
導入企業・試験導入パートナーには、サントリー、シチズン時計、AGBO、OpenArtなどが含まれ、ハリウッドの主要スタジオ3社とも連携しています。
記事のポイント
- 動画を1コマずつ解析します: CopyScore™ V2は画像に加えて動画も対象とし、各フレームを解析して著作権や肖像権のリスクを確認します。
- 5つの観点で類似性を評価します: 商標、キャラクター、ブランド、著名人の顔や姿、アート作品や作家の画風との類似性を採点します。
- 制作記録を法務に活用します: 判定結果を改変できない制作記録として残し、法務や制作担当者が公開判断の根拠や説明資料に使えます。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 制作物の公開判断を担当者の経験だけに頼らず、類似性の評価と改変できない記録を組み合わせて、法務確認や社内説明の手順を見直す必要が出てきそうです。
- 制作会社・法務部門: 画像に加えて動画の各フレームまで確認対象になることで、生成AIを使った制作では公開前チェックを工程に組み込み、確認結果を案件単位で残す運用が求められそうです。
- 同領域の事業者: 権利侵害の可能性だけでなく、生成物自体の保護可能性や制作過程の証跡まで扱う点から、判定精度に加えて法務が使える説明資料の提供力も競争軸になる可能性があります。
このニュースの背景
生成AIによって画像や動画を短時間で作れる一方、既存のキャラクターやロゴ、有名人の顔、作家の画風に意図せず似るリスクが生じています。
公開後に権利上の問題を指摘される可能性があるため、制作段階で確認し、判断の根拠を残す必要性が高まっています。
映像スタジオや配信プラットフォーム、大企業の制作現場などでチェック利用が拡大しており、画像だけでなく動画を対象にした確認手段が求められる状況です。
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- 博報堂は、生成AI画像とWeb上の類似画像を比較し、企業の確認・監査を支援するツールを提供します。
- サムテックが、スマートフォン画像から所見や判定根拠を文章化するAI基盤「Plugbot」を提供します。
- Googleは、画像・動画・音声が生成AIで作られたか確認できるSynthID Detectorを全世界に公開しました。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
COPYSIGHT AI, INC.のプレスリリース(2026年10月30日 14時05分)AI著作権侵害・炎上判定の米…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000193349.html