TECHFUNDのセキュリティAIエージェント「Hi AUDIT Agent」が、CyberGymで90.6%の脆弱性再現成功率を記録しました。
AnthropicのClaude Mythos 5を6.8ポイント上回り、日本企業として初めて公式リーダーボードに掲載されました。
AI開発ツールと連携し、脆弱性の発見からリスク評価、修正方針の提示まで支援します。
記事の概要
CyberGymは、カリフォルニア大学バークレー校の研究チームが開発した評価基盤です。
188プロジェクトから集めた1,507件の課題を使い、AIが脆弱性を再現できるかを測定します。
Hi AUDIT Agentの再現成功率は90.6%で、Claude Mythos 5の83.8%を6.8ポイント上回りました。
Claude Mythos Previewの83.1%と比べても、7.5ポイント高い結果です。
Hi AUDIT AgentはMCPを通じてClaude Code、Codex、Cursorなどの開発ツールと連携します。
対象ソフトウェアの構成や処理の流れを踏まえ、検証シナリオの設計や結果の検証を実行します。
過去150件を超えるプロジェクトの監査知見と、遺伝的アルゴリズムを用いたGA Fuzzingの研究成果を活用しています。
個人向けには無料登録と月額20ドルからの有料プランを提供し、企業向けには開発環境への組み込みを支援します。
記事のポイント
- CyberGymで90.6%: 実際のソフトウェア脆弱性を使うCyberGymで、対象脆弱性の再現成功率90.6%を記録しました。
- 開発ツールと連携: MCPを介してClaude Code、Codex、Cursorと連携し、普段の開発環境から検証を依頼できます。
- 専門知見で検証: 150件超の監査知見とGA Fuzzingを活用し、脆弱性の発見や修正方針の提示を支援します。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: CyberGymでの高い再現率は候補サービスを比較する際の材料になります。ただし、実際の開発環境で同じ精度や運用効果が得られるかを、導入前に検証する必要がありそうです。
- 同業のサービス提供者: 開発ツールとの連携に加え、検証シナリオの設計から結果確認までを担う点が示されました。今後は検出精度だけでなく、開発工程へ組み込む使い勝手も競争軸になりそうです。
- 開発・セキュリティ部門: AI開発ツールによるコード生成と、専門知見を組み込んだ検証を組み合わせる選択肢が広がります。脆弱性対応を開発後の監査だけでなく、日常の工程で進める設計が求められそうです。
このニュースの背景
AIを使ってシステムの調査や侵入などを自動化する攻撃事例が報告され、防御側にも脆弱性の発見・検証・修正を迅速に進める対応が求められています。
一方、AI開発ツールにもセキュリティチェック機能がありますが、リスクの見極めや適切な修正には、対象ソフトウェアに即した専門的な解析と検証が必要とされています。
CyberGymは実際のソフトウェアの脆弱性を使い、AIが脆弱性を再現できるかを測る評価基盤です。188プロジェクトの1,507件の課題を用いるため、コード理解から検証までの能力を評価できます。
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