ロゼッタは10月14日、産業翻訳AIの新サービス「MetaRozetta」の提供を開始しました。
日本語と英語の「最高精度(完全自動)」モードで、人手による確認・修正を前提としない自動翻訳Lv4を実現しました。
10万センテンスの社内評価では、明確な誤訳率0.003%を記録しました。
記事の概要
ロゼッタは、翻訳の自動化を人とAIの役割分担に応じてLv0〜Lv5で整理した「自動翻訳レベル」を提唱しました。
主要なAI翻訳サービスは、出力を人が確認・修正するポストエディットを前提とするLv2が中心と説明しています。
旧T-4OOでは、AIが誤訳可能性を抽出し、確認対象をリスクのある箇所に絞るLv3の「超高精度モード」を提供していました。
今回のMetaRozettaでは、人手確認・人手修正を前提としない「最高精度(完全自動)」モードを日本語と英語向けに提供します。
同社は完全自動翻訳を、原文入力から完成した翻訳成果物の出力までをAIが自律的に完結する状態と定義しています。
日本語から英語への取扱説明書・マニュアルを10万センテンスで評価し、明確な誤訳率0.003%を記録しました。
この数値は、AIと複数の専門家が完成後の訳文を全文検証した社内評価の結果で、すべての文書や条件の品質を保証するものではありません。
MetaRozettaは、2017年から提供してきたT-4OOを名称・ロゴ・デザインまで刷新したサービスで、2000分野・6000社以上に導入されています。
記事のポイント
- 自動翻訳を6段階で定義: ロゼッタは、人とAIの役割分担を基準に翻訳の自動化をLv0〜Lv5で整理し、従来の業務を自動運転レベルになぞらえて示しました。
- 誤訳率0.003%を評価: 日本語から英語のマニュアルを10万センテンスで検証し、人手の確認・修正なしで明確な誤訳率0.003%を記録しました。
- 対応範囲は段階的に拡大: 現時点でLv4が成立するのは日本語と英語の最高精度モードで、他言語は超高精度モードのLv3に対応します。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 日本語・英語のマニュアル翻訳では、全件の確認作業から例外管理へ業務設計を変えられる可能性があります。ただし、文書種別や言語ごとの適用条件を事前に見極める必要があります。
- 翻訳サービス提供者: 競争軸が翻訳精度だけでなく、人手確認をどこまで不要にできるかへ広がる可能性があります。評価データの範囲や、対応言語・ファイル形式の限界まで示すことが求められそうです。
- 海外展開企業: 英語マニュアルの作成工程を短縮できれば、海外向け情報の公開頻度や投入時期を見直せる可能性があります。一方、他言語では人手確認を伴う段階が残るため、対象市場ごとの導入優先度を整理する必要があります。
このニュースの背景
主要なAI翻訳サービスは、人が出力を確認・修正するポストエディットを前提とするLv2が中心と説明されています。
旧T-4OOでは、AIが誤訳可能性を抽出し、人の確認範囲を絞るLv3の運用が示されていました。
今回の評価は日本語から英語の取扱説明書・マニュアル10万センテンスが対象で、完成後にAIと複数の専門家が全文検証しています。
一方、Lv4が成立するのは日本語と英語の最高精度モードで、他言語はLv3に位置付けられています。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社ロゼッタのプレスリリース(2026年10月14日 12時13分)「完全自動翻訳Lv4」を実現した新ブランド「Me…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000862.000006279.html