ジェネシア・ベンチャーズは、ザ・ファージのシリーズAラウンドに追加出資しました。
ザ・ファージは、持続グルコースモニタリング(CGM)データを学習した血糖基盤モデル(CGFM)を開発しています。
両社は、個人ごとの血糖変動を分析する予防医療サービスの拡大を目指しています。
記事の概要
ジェネシア・ベンチャーズは、運用するGenesia Venture Fund 3号(GV-3)を通じて追加出資しました。
ザ・ファージは、AIを活用した個別化予防医療サービスと血糖基盤モデル(CGFM)を開発・提供しています。
CGFMは、大規模な連続血糖データを事前学習し、血糖変動の予測や代謝タイプの分類、健康リスクの評価に対応する基盤モデルです。
同社は、食事などの生活情報と血糖データを組み合わせた個人向け解析も見据えています。
千葉大学の川上英良教授ら研究機関と連携し、CGFMの開発と検証を進めています。
今回のラウンドには、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、東京海上日動火災保険、ふくいキャピタルパートナーズ、ビジョンインキュベイトが参加しました。
ザ・ファージは調達資金を、個別化予防事業の拡大、予防医療AIの研究開発、人材採用と組織強化に充てます。
同時に東京海上日動火災保険と、次世代ヘルスケア領域の保健事業推進に向けた戦略的事業提携にも合意しました。
記事のポイント
- 血糖基盤モデルを開発: CGMで蓄積した大規模な血糖時系列データをAIに学習させ、個人ごとの代謝状態を捉えます。
- 予防医療事業を拡大: 調達資金を既存事業の拡大や生活習慣病の発症を抑える研究開発に活用します。
- 保険会社と事業提携: 東京海上日動火災保険と次世代ヘルスケア領域の保健事業推進で連携します。
このニュースがもたらす影響
- 保険・健保事業者: 保険・健保事業者は、血糖データに基づくリスク把握を保健事業へ組み込む際、対象者の参加設計や継続利用、効果検証の方法まで早期に検討する必要がありそうです。
- 導入を検討する企業: 導入を検討する企業は、個人ごとの血糖変動を踏まえた健康支援により、従来の一律的な施策との差別化を図れる可能性があります。まず自社の対象者や活用目的を整理することが求められそうです。
- 予防医療AI事業者: 予防医療AI事業者には、血糖時系列データを基盤に複数の分析へ展開する技術構成が競争軸となる可能性があります。研究機関との検証や商用運用まで見据えた開発体制が求められそうです。
このニュースの背景
生活習慣病は慢性化してからの対処が難しく、発症前に個人の代謝状態を把握・管理する技術が求められていました。
一人ひとりの血糖応答には大きな違いがあり、従来は血糖値を科学的に個別化して捉えることが困難でした。
CGMで蓄積した大規模な血糖時系列データをAIに学習させることで、血糖変動の予測や代謝タイプの分類、健康リスク評価への活用が進められています。
関連するニュース
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- Human Physical Intelligenceは、いわき福祉会と介護アシスト装置の開発から運用モデル構築まで共創します。
- エクサウィザーズと住友電装は、生産現場の異常検知と技能継承を担うAI群を共同開発します。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社ジェネシア・ベンチャーズのプレスリリース(2026年10月9日 13時00分)予防医療AIの開発・個別化予防事業…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000207.000056091.html