ユサコは10月7日、組織内で完結するオンプレミス型生成AIアプライアンスの取り扱いを始めました。
「Sovereign GaiXer」は、未発表の研究データや患者データを外部AIサービスへ送信せずに処理できます。
本体価格は3年保証込みで、税抜380万6400円です。
記事の概要
ユサコは、株式会社FIXERが開発した「Sovereign GaiXer」の販売を2026年10月7日に開始しました。
大学・研究機関と企業の研究開発部門を対象に、組織内で生成AIを利用できる環境を提供します。
学内LANなどに設置し、インターネットから切り離した完全なオフライン環境でも動作します。
入力データは本体内で処理され、外部のAIサービスには送信されません。
未発表データや要配慮個人情報を含む患者データを、組織の管理下で要約・分析などに活用できます。
一括購入型で、利用量やユーザー数に応じた追加費用は発生しない仕組みです。
NVIDIA Blackwellアーキテクチャを採用し、最大1ペタFLOPSのAI演算性能を備えます。
本体価格は3年保証込みで税抜380万6400円、税込418万7040円です。
記事のポイント
- 外部送信なしで処理: 入力データを本体内で処理し、未発表の研究データや患者データを外部AIへ送信しません。
- 一括購入で予算化: 本体と3年保証を一括購入でき、利用量やユーザー数による追加費用は発生しません。
- 手のひらサイズの性能: 128GBのユニファイドメモリを備え、最大2000億パラメータの量子化LLMを実行できます。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する組織: 機密性の高い研究データを扱う部門では、外部サービスへの入力可否を個別に悩むより、組織内で完結させる業務を切り分け、導入効果と運用責任を含めて評価する選択肢が増えると考えられます。
- 研究向けAI提供者: 研究データの取り扱いを重視する顧客に対しては、モデル性能だけでなく、データを管理できる範囲や費用の予見性も比較軸になりそうです。クラウド型サービスには、こうした懸念への説明がより求められます。
- 研究者: 外部AIへの入力を制限されていた未発表データや患者データについても、要約・分析などの対象にできる可能性があります。研究者は、従来AIを適用しにくかった業務を組織内処理へ移せるか検討しやすくなりそうです。
このニュースの背景
学術研究や研究開発の現場では、生成AIの活用が広がっています。
一方、大学・医療機関・研究機関では、未発表の研究データや患者データを外部生成AIに入力することを制限するガイドラインの整備が進んでいます。
外部サービスでは、入力データの処理・保存状況を利用者側で管理しにくいことが、研究データへのAI活用を妨げる要因になっています。
クラウド生成AIの従量課金や、年度予算で継続課金サービスを調達しにくい事情も、導入時の課題になっています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
ユサコ株式会社のプレスリリース(2026年10月8日 16時03分)研究データを外部のAIに渡さない“オフライン生成AI…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000156159.html