東日本メディコムは、在宅・施設訪問向けのモバイルAIアシスタント「MC-Drive GO」を2026年10月に提供開始します。
iPhoneやiPadで会話を録音し、薬剤や検査結果などを撮影すると、帰局後にAIがSOAP薬歴の下書きを作成します。
通信環境が不安定な訪問先でも利用でき、薬剤師の記録業務を効率化して患者対応時間の確保を支援します。
記事の概要
「MC-Drive GO」は、東日本メディコムのAIアシスタント「MC-Drive」の拡張機能です。
在宅患者宅や介護施設で、患者との会話を録音し、症状や薬の管理方法、検査結果などを撮影できます。
訪問先ではオフラインで利用でき、記録した音声や画像は端末内に保存されます。
帰局後に2次元コードで「MC-Drive for Pharmacy」と連携すると、データを一括でAIに取り込めます。
AIは音声を文字起こし・要約し、患者ごとのSOAP薬歴の下書きを作成します。
検査結果の画像は解析され、電子薬歴システム「DrugstarPrime3」への取り込みも支援します。
日本語以外を母語とする患者との会話を、iOSの標準機能を使ってリアルタイム翻訳する機能も備えます。
同社調べでは、投薬後作業時間を9%削減し、薬歴記載内容はSが16%、Aが78%、Pが144%増加しました。
記事のポイント
- 訪問先でオフライン利用: 通信環境が安定しない在宅患者宅や介護施設でも、会話の録音や画像撮影ができます。
- SOAP薬歴の下書き作成: 音声をAIが文字起こし・要約し、患者ごとのSOAP薬歴や報告書作成を支援します。
- 国内限定でAI処理: 音声・画像は連携まで端末内に保存され、転送後のAI処理は日本国内に限定されます。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討薬局: 訪問先での入力を後回しにできるため、薬剤師は録音・撮影から薬歴作成までの流れを見直し、患者との対話や服薬フォローに充てる時間を確保しやすくなると考えられます。
- 薬歴システム提供者: 音声や画像を起点にSOAP薬歴や検査値登録までつなぐ構成は、訪問業務の記録データをどこまで既存システムへ取り込めるかが、導入判断の重要な比較軸になる可能性があります。
- 訪問薬剤師: 通信環境に左右されず情報を収集できることで、訪問中の記録負担は軽くなる一方、AIの下書き確認や翻訳結果の妥当性を判断する運用が求められそうです。
このニュースの背景
在宅医療のニーズが高まり、2026年度の診療報酬改定では、薬局に在宅訪問の実績や24時間対応など実践的な取り組みが求められています。
在宅薬学総合体制加算1では、在宅訪問実績の要件が年間24回以上から48回以上へ引き上げられ、薬局には訪問業務を効率化しながら実績を積み上げる対応が必要になっています。
訪問後には薬歴や報告書の作成が発生し、通信環境が不安定な場所ではリアルタイム入力も難しいため、訪問先で情報を蓄積して帰局後に処理する仕組みが求められています。
同社調べでは、投薬後作業時間を9%削減し、薬歴記載内容はSが16%、Aが78%、Pが144%増加しています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
東日本メディコム株式会社のプレスリリース(2026年10月8日 13時00分)AIを訪問先へ持ち出せる。モバイルAIアシ…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000185644.html