シップスは、公式オンラインショップとアプリにForterの不正対策・決済最適化サービスを導入しました。
AIで取引リスクを判定し、低リスク取引では3Dセキュアを省略する運用を実現しています。
2026年6月からは、3Dセキュアの利用率を従来の運用から85%削減しました。
決済完了率は3〜5ポイント改善し、不正チャージバック0件も継続しています。
記事の概要
シップスは、不正対策の完全自動化と決済承認率の最大化を目的に、Forterの「Fraud Management」と「Payment Optimization」を導入しました。
導入前はルールベースの検知と目視確認を組み合わせ、1日約30件、年間約9,000件を確認していました。
ForterはAIで取引リスクをリアルタイムに判定し、高リスク取引をブロックします。
低リスクと判定した取引は3Dセキュアを通さず、決済時の顧客負担を抑えます。
導入当初の2025年4月に86〜88%前後だった決済完了率は、同年10月に92%前後へ改善しました。
ブロック率は従来システムの3.0%から、Forter導入後に0.045%まで低下しました。
シップスは2026年6月から3Dセキュアの「パターン①」で運用し、利用率を85%、決済完了率を3〜5ポイント改善しました。
記事のポイント
- AIで認証を出し分け: Forterが取引ごとのリスクを判定し、高リスクはブロック、低リスクは3Dセキュアを省略します。
- 目視確認を自動化: 年間約9,000件に及んでいた目視チェックを自動判定へ置き換え、運用負荷を軽減しました。
- 決済指標を改善: 決済完了率は92%前後へ上昇し、ブロック率は0.045%、不正チャージバックは0件を維持しています。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討するEC企業: 3Dセキュアを全件適用するかではなく、取引リスクに応じて認証を出し分ける設計が選択肢になります。導入判断では、決済完了率だけでなく不正被害と審査工数を同時に検証する必要がありそうです。
- 決済対策サービス提供者: 不正取引を止める精度だけでなく、正当な顧客をどれだけ通過させ、購入完了率を改善できるかが比較軸になりそうです。3Dセキュア対応と自動判定を一体で示せるかが、競争力を左右する可能性があります。
- EC運営部門: 年間約9,000件の目視確認を前提にした運用から、AI判定の結果を監視・検証する体制への移行が求められそうです。認証率、不正チャージバック、完了率を継続的に追う管理指標の設計が重要になります。
このニュースの背景
シップスでは、ルールベースの検知とスタッフによる目視確認を組み合わせており、1日約30件、年間約9,000件の確認が発生していました。
3Dセキュアを全取引に適用すると、認証失敗などによるカゴ落ちが増え、顧客体験と収益機会を損なう懸念がありました。
Forterは取引ごとのリスクをリアルタイムに判定し、高リスク取引のブロックと低リスク取引の認証省略を自動で振り分けます。
シップスでは導入後に決済完了率やブロック率が改善し、2026年6月からは3Dセキュアの「パターン①」で運用しています。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
Forter, Inc.のプレスリリース(2026年10月8日 09時50分)SHIPS、Forterの導入でデジタルの…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000102795.html