レック・テクノロジー・コンサルティングは、国内大手企業の基幹システムをクラウドへ移行しました。
移行先には、OracleとAWSの協業サービス「Oracle AI Database@AWS」を採用しました。
同サービスを日本企業が採用し、本番稼働させた事例は、同社調べで国内初です。
記事の概要
レック・テクノロジー・コンサルティングは、移行先の選定から契約手続き、技術支援まで一貫して担いました。
対象システムは9月中旬から本番稼働を開始しました。
Oracle AI Database@AWSは、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)をAWSのデータセンター内に設置して提供するサービスです。
今回の導入では、災害時の復旧環境も整備し、運用コストをクラウド移行前とほぼ同水準に抑えました。
同サービスの日本提供が発表されたのは2026年2月5日で、発表から7か月後に本番稼働へ移行しました。
レックは、Oracle Database、Oracle Exadata、AWS、OCIに精通した技術者を配置しました。
Oracle Databaseをオンプレミスで利用する企業にとって、クラウド移行時の構成やライセンス費用を検討する選択肢になります。
記事のポイント
- 導入まで一貫支援: レックは移行先の選定や提案、OracleとAWSにまたがる契約手続き、技術支援を担いました。
- 競合2社の設備を統合: OCIをAWSのデータセンター内で稼働させ、Oracle DatabaseをAWS上で利用できる構成です。
- 基幹系で早期採用: 日本提供の発表から7か月後に、事業の中核となる基幹システムで本番稼働しました。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: オンプレミスでOracle Databaseを使う企業は、移行先を単純なクラウド比較で決めず、既存資産・ライセンス費用・災害復旧・運用費を一体で試算する必要が高まりそうです。早期に構成と契約条件を詰めることが、基幹系を短期間で移す前提になり得ます。
- 同業のSI事業者: 複数クラウドにまたがるサービスでは、製品知識だけでなく、ベンダー間の契約整理と構成設計をまとめる力が案件獲得の差になりそうです。Oracle Database、Exadata、AWS、OCIを横断できる人材の確保も課題になり得ます。
- Oracle・AWS両社: 競合関係にある両社の設備を組み合わせた基幹系の稼働実績は、既存顧客の移行検討を後押しする材料になり得ます。一方で、利用企業が導入判断を進めるには、契約や責任分界を理解しやすく示す支援が求められそうです。
このニュースの背景
基幹データベースでは、機器の保守期限やサーバーOSのサポート終了が重なり、次期基盤の判断を迫られる企業が増えています。
Oracle Databaseを利用する企業では、クラウド移行によってライセンス費用や構成上の負担が増える可能性があり、移行を見送る要因になっていました。
今回のサービスは、OracleとAWSにまたがる契約や技術構成の整理が必要で、利用企業だけで全体像を把握しにくい状況がありました。
日本での提供発表から7か月後に基幹システムで本番稼働したことで、こうした移行判断を具体化する材料が示されました。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
レック・テクノロジー・コンサルティング株式会社のプレスリリース(2026年10月7日 12時50分)オラクル・AWSの協…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000187608.html