センシンロボティクス、出光北海道製油所でドローン点検を本格運用

センシンロボティクスは、出光興産の北海道製油所で、自動離着陸ドローン「DJI Dock 3」による遠隔・リアルタイム点検を本格運用しています。
独自プラットフォーム「SENSYN CORE」を使い、国内データセンター内で機体制御とデータ管理を行います。
原油タンクエリアなどの定時巡回や撮影を自動化し、点検業務の効率化とデータ蓄積を進めます。

記事の概要

両社は2024年に「DJI Dock 2」を使い、北海道製油所のタンクヤードで実証実験を実施しました。
2025年夏からは、最新機種の「DJI Dock 3」を日常的な点検業務に組み込んでいます。
「SENSYN CORE」は、DJI製機体の制御に使われる「DJI FlightHub 2」の代替として機能します。
自動離着陸、静止画・動画の撮影、データ転送までを、海外クラウドを経由せず国内のセキュアな環境で実行します。
撮影データは着陸後に「SENSYN CORE Datastore」へ自動保存され、検査員が自席のPCから確認・承認できます。
蓄積した画像は同一箇所の定点観測データとして管理し、点検履歴のデジタル化にも活用します。
今後は、サビや腐食、油漏れなどの異常を検知するAI解析アルゴリズムとの連携を目指します。
北海道製油所での成果をモデルケースとして、出光興産グループの他拠点への展開も視野に入れています。

記事のポイント

  1. 国内環境で一気通貫運用: 機体の自動運用から撮影、データ転送までを、海外クラウドを介さず国内環境で完結できます。
  2. 点検データを自動蓄積: 撮影画像を自動保存し、検査員の遠隔確認と点検履歴のデジタル化を実現しています。
  3. 将来のAI解析に活用: 定点観測の画像データを蓄積し、異常の早期発見につなげるAI解析を目指しています。

このニュースがもたらす影響

  • 導入を検討する製油所: ドローン導入の評価軸が飛行性能だけでなく、海外クラウドを介さない制御・データ管理や、点検履歴を継続利用できる運用設計にも広がると考えられます。
  • 同分野のサービス提供者: 製油所など厳格なセキュリティ環境を持つ顧客には、機体提供に加えて国内環境での制御、遠隔確認、データ蓄積まで含む提案が求められそうです。
  • エネルギー業界全体: 実証実験から日常業務への移行例が示されたことで、点検自動化は単発の省力化ではなく、将来の異常検知に向けたデータ整備まで含めて検討される可能性があります。

このニュースの背景

製油所やプラントは敷地が広く、原油タンクエリアなどの点検では移動工数や高所・危険箇所の安全確保が課題となっていました。
熟練技能者の不足もあり、自動巡回への期待が高まる一方、エネルギーインフラでは高い情報セキュリティ基準と国内でのデータ管理が求められています。
海外データセンターを利用する制御ソフトウェアは、厳格なネットワーク環境下で導入しにくいケースがありました。
両社は2024年の実証実験を経て、2025年夏から日常的な点検業務への組み込みを進めています。

詳しい記事の内容はこちらから(引用元)

プレスリリース・ニュースリリース配信シェ

株式会社センシンロボティクスのプレスリリース(2026年10月6日 10時00分)センシンロボティクス、出光興産 北海道…

【株式会社センシンロボティクス】出光興産株式会社 北海道製油所において自動離着陸ドローンによる遠隔リアルタイム点検の実証実験を実施
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000147.000028447.html

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