株式会社どかんは2026年10月5日、広報・マーケティングを少人数で担う企業向けに「PRエンジニアリング」サービスの提供を開始します。
本サービスは、事業目標から逆算して広報業務を設計し、AIと人が分担して運用する仕組みを構築するものです。
Anthropicの「Claude Code」「Claude Cowork」を活用し、導入企業ごとの業務設計から実装、改善まで伴走します。
記事の概要
対象は、広報・マーケティングを少人数で担う中小企業やスタートアップ企業です。
広報業務をDESIGN(設計)、IMPLEMENT(実装)、EVOLVE(進化)の3段階で仕組み化します。
Claude CodeやClaude Coworkに、企業ごとの事業・ブランド・過去の発信やPR業務の手順を組み込みます。
株式会社どかんは、企画立案やリリース作成、メディアリスト作成、効果測定など約60のSkillを自社で開発・運用しています。
広報部門の14領域・118業務を対象にした試算では、AIエージェントの活用で人の作業時間が全体平均32%減る結果となりました。
効果測定・モニタリングは60%、SNSは40%減る一方、メディアリレーションズは23%、経営広報・IRは24%減る試算です。
支援内容には、業務の棚卸し、指標設定、環境構築、Skill化、ガバナンス設計、担当者研修、GEO対策などが含まれます。
記事のポイント
- 3段階で業務を設計: 事業目標から広報の指標を定め、AIと人の役割分担を設計して運用後も改善します。
- 118業務を試算: 広報の14領域・118業務を分析し、人の作業時間が全体平均32%減ると試算しました。
- 確認工程を組み込み: 公開・配信前に導入企業の担当者が確認・承認する工程を必ず設けます。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 少人数の広報チームは、作業時間の削減だけでなく、事業目標や承認基準を先に定める必要があります。試算値を自社業務に当てはめ、AIに任せる範囲と人が担う判断を見直す契機になりそうです。
- 広報支援会社: 支援の競争軸は、原稿作成など個別業務の代行から、企業固有の手順をAIに組み込み、運用後も改善する設計力へ移る可能性があります。既存顧客へのSkill化やガバナンス支援が新たな提案になりそうです。
- 広報業界: AIで作業を圧縮しても、一次情報の発掘や記者・社内外との関係づくりは人の役割として残ります。今後は業務量ではなく、AI活用で生まれた時間をどの判断や施策に振り向けたかが問われそうです。
このニュースの背景
広報の対象は、プレスリリースや記者対応からSNS、オウンドメディア、採用広報、AI検索での見られ方への対応まで広がっています。
一方、中小企業やスタートアップでは、1〜2名がほかの業務と兼務するケースもあり、対応できる領域が限られています。
生成AIを活用する方針の日本企業は68.9%まで増えましたが、利用を禁止している企業を除いても、組織的な取り組みを行っていない企業は27.0%にのぼります。
関連するニュース
- 株式会社エージェントが、AI活用事務人材と専門チームで業務の属人化解消を支援するサービスを開始しました。
- アウンコンサルティングは、採用情報や人的資本情報を生成AIやAI検索に届きやすく整える「AIO for HR」を開始しました。
- プリンシプルは、GA4などのマーケティングデータを生成AIと接続し、自然言語による分析支援を始めました。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社どかんのプレスリリース(2026年10月5日 11時00分)「PRエンジニアリング」サービスを10月5日から提供…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000192042.html