最中屋は2026年10月1日、介護老人保健施設向けにAIケアプラン作成支援システム「ミタスト」の先行導入受付を開始しました。
ミタストは、LIFEに提出済みのデータと多職種のコメントから、ケアプランの原案を組み立てます。
全国5施設の実証では、相談職のモニタリング時間が1回平均19.9分から9.4分になりました。
記事の概要
ミタストは、介護老人保健施設のケアプラン会議に向けた原案作成を支援するシステムです。
施設がLIFEへ提出済みのデータと、看護・リハビリ・栄養・介護などのコメントを材料にします。
原案1は科学的介護推進体制加算のデータ、原案2は9種類の加算データから機械的に整理します。
AIを使うのは、多職種のコメントを整理する原案3だけです。
ケアプラン49項目のうち、データに根拠がある項目を示し、最終決定はケアプラン会議で人が行います。
AMED令和6年度「介護DXを利用した抜本的現場改善事業」の採択課題として、全国5施設のコンソーシアムで実証しました。
老健5施設の実測では、モニタリング時間が1回平均19.9分から9.4分となり、52.8%減少しました。
導入後はアセスメント時間が13.3分から17.6分に増え、利用者の状態把握へ時間を再配分しました。
記事のポイント
- 老健5施設で実証: 全国5施設で検証し、モニタリング時間は1回平均19.9分から9.4分へ52.8%減少しました。
- AIはコメント整理に限定: LIFEや加算データは機械的に整理し、AIは多職種コメントから原案3を作る処理に使います。
- 人が最終決定を担う: 根拠を確認できる原案を示しますが、ケアプランの最終決定や帳票の変更は人が行います。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討施設: モニタリング時間の短縮だけでなく、アセスメントへ時間を振り向けられるかを、自施設の業務測定と連携条件で検証する必要がありそうです。
- 介護DX企業: LIFEや加算データを機械的に扱い、AIの利用範囲をコメント整理に絞る設計は、説明可能性と現場導入のしやすさを両立する方向になりそうです。
- 老健の相談職: 原案作成の負担が軽くなる一方、根拠の確認や会議での最終判断は残るため、削減時間を利用者の状態把握へ移す運用が求められそうです。
このニュースの背景
多くの老健では、科学的介護推進体制加算などのためにLIFEへデータを提出していますが、ケアプラン作成への生かし方は施設ごとの手探りが続いています。
ケアプラン会議の前には、ケアマネジャーや支援相談員が各職種の記録を集めて原案を整える必要があり、準備の負担が課題になっています。
今回の仕組みでは、LIFEや加算データは機械的に整理し、多職種コメントの整理に限ってAIを使う構成が取られています。
実証ではモニタリング時間が短くなった一方、アセスメント時間は増えており、業務時間を利用者の状態把握へ振り向ける設計が示されています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社 最中屋のプレスリリース(2026年10月1日 12時00分)【最中屋】AIケアプラン作成支援「ミタスト」、老健…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000131802.html