株式会社ONE COMPATHは、販促支援AIツール「Shufoo!AI」を使い、2023年から2025年の「防災の日」チラシを分析しました。
2025年8月は掲載企業数29社、チラシ数1,883件となり、いずれも過去最多を記録しました。
紙面の大型化やフェーズフリー食品の増加から、小売業界の防災販促に変化が見られます。
記事の概要
株式会社ONE COMPATHは、次世代販促支援AIツール「Shufoo!AI」を活用し、2023年から2025年の「防災の日(9月1日)」に関する小売・流通業界の販促戦略を分析しました。
2025年8月は、「防災の日」をテーマにした掲載企業数が29社、チラシ数が1,883件となり、いずれも過去最高を記録しました。
「防災の日」は、夏季のテーマランキングで例年5位から8位に入る定番テーマです。
地域別では、関東地方の掲載企業数が2024年の6件から2025年に626件へ、中部地方が75件から515件へ増加しました。
2023年から2024年は保存食や備蓄品を紙面の一部で扱う構成が多かった一方、2025年は紙面の半分から1面全体を使う防災特集が増えました。
商品ではカンパンや飲料水、缶詰に加え、日常と非常時の双方で使えるフェーズフリー食品の掲載が伸びました。
クリームサンドビスケット、アルファ化米、常温保存可能なおかゆなどの増加により、フェーズフリー食品の掲載数は2023年比で約2.5倍になりました。
同社は、防災販促が商品を売る活動にとどまらず、地域社会との関係を築くコミュニケーションへ変化していると解説しています。
記事のポイント
- 掲載企業数とチラシ数が最多: 2025年8月の「防災の日」関連チラシは、掲載企業数29社、チラシ数1,883件で過去最多でした。
- 防災特集の紙面が大型化: 2025年は紙面の半分から1面全体を使い、「防災の日」を特集する企業が増えました。
- 日常使いできる食品が増加: ゼリー飲料や常温保存可能なおかゆなどが増え、フェーズフリー食品は2023年比で約2.5倍になりました。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する小売: 自社の防災企画を商品選定や紙面配分だけでなく、地域の備えを支える施策として設計し直す際、過去の掲載傾向を比較材料にできる可能性があります。
- 販促支援サービス: チラシの画像や掲載商品の変化を継続的に捉えられると、季節テーマの定点観測を提案価値に組み込み、単発の制作支援との差別化を図る必要が生じそうです。
- 小売業界: 防災関連商品を日常使いの食品まで含めて扱う傾向は、店舗が地域との接点を担う余地を広げます。販促部門と店舗運営・地域連携部門の連動が求められそうです。
このニュースの背景
地震などを背景に生活者の防災意識が高まる中、小売業界では「防災の日」が定番の販促テーマとして扱われています。
Shufoo!AIは、電子チラシの画像をAIとOCRで構造化し、掲載商品や紙面構成などを分析できるため、複数年にわたる販促傾向の比較に使われています。
今回の分析では、掲載企業数やチラシ数の増加だけでなく、防災特集の紙面拡大や、日常使いできる食品の増加も確認されました。
防災が一時的な商品訴求から、地域の備えや店舗の役割を伝えるテーマへ広がっていることが背景にあると考えられます。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社ONE COMPATHのプレスリリース(2026年8月18日 10時30分)【Shufoo!AI分析】「防災の日…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000493.000018526.html