株式会社Ubicomホールディングスは、日本アイ・ビー・エム株式会社のAI駆動開発ソリューション「ALSEA」の活用を始めました。
2027年3月期第1四半期から大規模エンタープライズ案件に適用し、概念実証を経て本開発へ移行しています。
同案件では収益貢献が始まり、同社はAI駆動開発体制を現在の約70名から今期200名へ拡大する計画です。
記事の概要
株式会社Ubicomホールディングスは、日本IBMのAI駆動開発ソリューション「ALSEA」の活用を始めました。
同社はこれまで、日本IBMの戦略パートナーとしてAIプラットフォーム「watsonx」や「IBM Bob」を活用してきました。
2027年3月期第1四半期から、「IBM Bob」と「ALSEA」を大規模エンタープライズ案件に適用しています。
同案件では概念実証を経て本開発フェーズへ移行し、収益貢献を開始しました。
同社は上流工程の要件定義から参画し、効率化の成果を再利用可能なナレッジとして日本IBM社内にも共有しました。
その結果、日本IBMの複数開発チームからAI駆動開発に関する問い合わせが寄せられ、ナレッジの横展開が進んでいます。
日本IBMはALSEAを年内100プロジェクトへ適用する目標を掲げており、レガシーシステム刷新も見据えています。
Ubicomホールディングスは、AI駆動開発の従事者を現在の約70名から今期200名体制へ拡大する計画です。
記事のポイント
- ALSEAの役割: ALSEAは、大規模開発のノウハウや組込みシステムの知見を、「IBM Bob」が使えるコンテキストとして体系化するソリューションです。
- 大規模案件で収益化: Ubicomホールディングスは上流工程から参画し、PoC後に本開発へ移行した大規模案件で収益貢献を始めました。
- 開発体制を拡大: 同社はAIネイティブエンジニアを育成し、AI駆動開発の従事者を約70名から今期200名体制へ増やす計画です。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: 要件定義からAIを組み込む場合、ツール選定だけでなく自社の開発規約や業務知識を再利用可能な形に整えることが、導入効果を高める重要な検討項目になりそうです。
- 開発支援会社: 大規模案件で得た効率化の知見が社内外へ横展開される流れは、単なる人員提供より、AIに業務知識を組み込んだ開発体制を提案できるかが競争軸になる可能性があります。
- IT導入責任者: IBMが年内100プロジェクトへの適用を目標に掲げるなか、AI駆動開発の知見を蓄積した企業との連携が、レガシーシステム刷新を進める際の実行力に影響する可能性があります。
このニュースの背景
Ubicomホールディングスは2026年3月期を構造転換期と位置づけ、従来の人月モデルから生成AIを使う高付加価値・高生産性モデルへの移行を進めています。
ALSEAは大規模開発や組込みシステムの知見をIBM Bobが扱えるコンテキストに体系化するため、汎用的な生成AI利用を業務プロセスに組み込みやすくします。
大規模案件がPoCから本開発、収益貢献まで進んだことは、AI駆動開発が技術検証にとどまらず、案件運営に適用できる可能性を示す材料になっています。
関連するニュース
- CAICAテクノロジーズがAIエージェントでCOBOL資産の解析から刷新まで支援します。
- ICHICOが東北企業向けにAI検索最適化と業務導入支援を開始しました
- デジタルダイナミックが全国に分散型AIデータセンターを整備し、2030年に総受電容量1ギガワットを目指します。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社Ubicomホールディングスのプレスリリース(2026年8月13日 16時00分)日本IBMのAI駆動開発ソリュ…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000055206.html