株式会社Listerは7月31日、国内595件のロボット・AI導入・実証事例を分析したレポートを公開しました。
工場や倉庫、病院など管理しやすい現場では実運用が進む一方、ヒューマノイドやVLAは探索段階です。
実運用段階の事例は308件でしたが、複数拠点または全社規模への展開は35件にとどまりました。
分析結果とPDF版レポート、詳細版データベースは無料で提供されています。
記事の概要
株式会社Listerは2026年7月31日、国内595件のロボット・AI導入・実証事例を分析した「フィジカルAI導入・実証トレンドレポート2026」を公開しました。
調査対象には、フィジカルAIと明示された案件だけでなく、産業用ロボット、AMR・AGV、サービスロボット、外観検査AIなども含まれています。
595件のうち、本導入は273件、複数拠点展開は30件、全社・大規模展開は5件でした。
これらを合わせた実運用段階の事例は308件ですが、同社は市場全体の普及率や本導入率を示すものではないと説明しています。
導入環境別では、倉庫・物流センターの実運用段階比率が80.3%、工場が78.6%、病院・介護施設が76.8%でした。
対象業務別では、ピッキングが82.9%、組立と仕分けが各80.0%で、配送や建設作業ではPoCが多くなりました。
ソリューション別では、医療・介護ロボットや無人フォークリフトなど用途が明確な領域で実運用が進んでいます。
一方、ヒューマノイドの実運用段階比率は16.7%、四足歩行ロボットは11.1%、ロボット基盤モデル・VLAは0%でした。
複数拠点または全社・大規模展開の事例は35件で、全体の5.9%にとどまりました。
レポートと595件の詳細版データベースは、特設サイトから無料でダウンロードできます。
記事のポイント
- 管理しやすい現場で定着: 倉庫・物流センターは80.3%、工場は78.6%、病院・介護施設は76.8%が実運用段階でした。
- 定型業務が先行: ピッキングや組立、仕分けで実装が進む一方、配送や建設作業はPoCが中心でした。
- 横展開に課題: 複数拠点・全社展開は5.9%で、条件やKPIの標準化が課題になっています。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社Listerのプレスリリース(2026年7月31日 10時00分)日本国内595件のロボット・AI導入・実証事例…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000085091.html