Preferred Networks(PFN)は、生成AI基盤モデル「PLaMo 3.1 Prime」の提供を開始しました。
最新版では、調査計画の立案から出典付きレポート作成までを自律化するDeep Research機能を搭載しました。
企業はPLaMo Chat、PLaMo API、オンプレミス環境の3形態で利用できます。
記事の概要
PLaMo 3.1 Primeは、日本語性能と信頼性・透明性を重視した国産生成AIモデルです。
調査テーマを入力すると、Web検索や情報の整理・分析を実行し、出典付きレポートを作成します。
一連の調査は数分から数十分で完了し、市場・競合調査や技術動向の把握を支援します。
オンプレミス環境では、社内文書と連携した調査や社内文書に限定した調査も可能です。
ハルシネーション関連ベンチマークでは、従来モデルの「PLaMo 3.0 Prime」から平均約15%改善しました。
非推論モードでは出力トークン数を90%削減し、推論処理は投機的デコーディングにより1.7倍高速化しました。
PLaMo APIのStandardプランは、100万トークンあたり入力60円、出力250円です。
PLaMo Chatでは、Deep Researchを1日2回まで無料で使える期間限定キャンペーンを11月30日まで実施します。
記事のポイント
- 自律調査を実行します: 調査計画の立案、Web検索、情報分析、出典付きレポート作成までを自律化します。
- オンプレミスに対応します: 社内文書との連携や、社内文書だけを対象にした調査にも利用できます。
- 速度と料金を改善します: 非推論モードで出力を90%削減し、推論処理は従来モデル比で1.7倍高速化しました。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 生成AIの比較軸が回答品質だけでなく、社内文書を含む調査範囲や出典確認まで広がります。導入前に、機密情報の扱いと人による検証手順を設計する必要がありそうです。
- 同業のサービス提供者: 日本語性能やオンプレミス対応に加え、調査の自動化、処理速度、利用料が示されたことで、単なる対話機能では差別化しにくくなる可能性があります。
- 調査・企画部門: 担当者の役割は情報を集める作業から、AIがまとめた出典や分析の妥当性を確認し、意思決定に使える論点へ絞り込む業務へ移ると考えられます。
このニュースの背景
生成AIは、学習時点以降の最新情報に答えにくいことや、誤った内容をもっともらしく示すことが本格利用の障壁になっていました。
調査業務では機密性の高い情報を扱うため、海外企業のAIへの依存や、クラウド上でのデータ取り扱いを懸念する企業が増えているとされています。
今回の更新は、Web検索による最新情報へのアクセスと、オンプレミス環境での社内文書活用を組み合わせることで、こうした課題への対応を狙ったものです。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
Preferred Networks(PFN)は、国内でフルスクラッチ開発する生成AI基盤モデル「PLaMo」の最新フラ…
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/2151518.html