DATAFLUCTは、伊藤忠食品の営業活動を支援するAIエージェントの検証を始めました。
データ分析AIエージェント「Airlake BI Agent」を使い、情報検索から提案資料作成までを支援します。
2026年12月から営業現場での検証利用を始める予定です。
記事の概要
今回の検証では、伊藤忠食品の営業担当者を対象に、営業準備業務の効率化を目指します。
対話型検索、資料抜粋、AI企業分析、提案資料の自動生成という4機能を検証します。
対話型検索では、自然言語の指示からデータを分析し、グラフを自動生成します。
資料抜粋機能では、営業資料から根拠となるスライドを示しながら情報を回答します。
AI企業分析では、得意先の実績データと企業資料を解析し、数値とテキストから示唆を生成します。
提案資料の自動生成では、過去の提案資料をRAG検索し、編集可能なPowerPointのたたき台を作成します。
2026年7月末にシステム構築を始め、2026年12月から現場利用と機能高度化を進める予定です。
記事のポイント
- 4機能を一体検証: 検索、資料抽出、企業分析、提案資料生成を営業準備の流れに沿って検証します。
- 営業知見をRAG活用: 過去の提案資料をRAG検索し、提案骨子や仮説コメントをPowerPointで出力します。
- 現場利用は12月予定: 2026年7月末に構築を始め、12月から営業現場での検証利用を予定しています。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: 営業支援AIを検討する企業は、検索や分析だけでなく資料作成までを一連の業務として捉え、データ連携範囲と人による確認工程を設計する必要がありそうです。
- 同業サービス提供者: 営業資料の根拠提示と編集可能な提案書出力まで含めた構成が、競争上の比較軸になる可能性があります。自社サービスの対応範囲を見直す契機になりそうです。
- 営業組織: 過去資料を再利用できれば、個人の経験に依存していた提案準備を標準化しやすくなります。現場ログをもとに、OJTや提案品質の評価方法も見直すことが求められそうです。
このニュースの背景
食品卸業界では、消費者ニーズの多様化により、多数の商品から得意先に合う提案を組み立てる必要があります。
伊藤忠食品は約50万のアイテムを扱い、提案資料の作成や過去資料の検索に時間がかかることが営業上の課題になっていました。
担当者の知識やノウハウがOJTを中心とした個人間のやりとりにとどまり、組織全体で活用しにくい状況もありました。
こうした背景から、構造化された実績データと営業資料を横断して扱い、営業準備の進め方を見直す取り組みが始まっています。
関連するニュース
- DATAFLUCTは東芝の映像解析AIとAIデータ基盤を連携し、道路点検や現場安全管理への活用を検証しました。
- deeptierが、RICHの中小企業向け対話型AI実証で運用・セキュリティ・評価改善を支援します。
- DATAFLUCTが化学・食品・素材メーカー向けに、根拠付き品質文書作成と承認業務の導入支援を始めました。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社DATAFLUCTのプレスリリース(2026年10月15日 10時00分)DATAFLUCT、伊藤忠食品で営業支…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000371.000046062.html