イーアンドディーは、車両写真のナンバープレートをAIで検出して隠すソフトウェア「ナンバープレートマスク君」を刷新しました。
新版V3では、性質の異なる3つの検出エンジンを組み合わせるハイブリッド検出を採用しました。
ZIPによる一括処理からブラウザ上での確認・修正までに対応し、社内サーバーやWindows PC内だけで処理する構成も提供します。
記事の概要
新版V3は、写真全体を見る画像認識AI、車両ごとに探す画像認識AI、国内ナンバープレート専用検出器を組み合わせます。
事故で損傷した車両や混雑した道路、画像の端で切れたプレートなどの検出漏れを抑えます。
複数エンジンの結果を統合し、プレート判定と文字の読み取りで誤検出の低減も図ります。
検出したプレートの四隅を推定し、傾いた板の形に沿ってマスクできます。
写真は1GBまでのZIPでアップロードでき、処理後の確認や枠の追加・削除をブラウザで行えます。
GPU搭載サーバーでの処理時間は、1枚あたり2~5秒が目安です。
ライセンス価格は一括購入で880,000円、年間保守サポートは170,000円です。
クラウドに加え、社内サーバーや1台のWindows PC内だけで処理する構成にも対応します。
記事のポイント
- 3エンジンで検出: 写真全体、車両単位、専用検出器の結果を統合し、難しい写真にも対応します。
- 一括処理と再マスク: 1GBまでのZIPを処理し、マスク範囲や方式を変えた再処理も行えます。
- 社内完結にも対応: 社内サーバーやWindows PC内で処理でき、外部AIサービスへ画像を送らずに済みます。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 全件を人手で加工する運用から、AI処理後に見逃しや誤検出だけを確認する運用へ移行できる可能性があります。導入時は処理量と確認工数、社内完結の要否を見極める必要があります。
- 同業のサービス提供者: 検出精度だけでなく、難しい画像への対応、修正結果の活用、社内環境での処理までが比較軸になりそうです。単一モデルの性能訴求だけでは差別化しにくくなる可能性があります。
- 車両写真を扱う現場: 事故や災害後など写真が集中する場面でも、一括処理とブラウザ上の確認を組み合わせることで、期限内の作業計画を立てやすくなると考えられます。
- 個人情報を管理する部門: 画像を外部のAIサービスへ送らない構成を選べるため、社内規程や写真の共有範囲に応じた導入設計がしやすくなります。運用場所ごとの管理責任は整理が必要です。
このニュースの背景
中古車販売や損害保険、査定などでは、Web掲載や社外共有の前に車両写真のナンバープレートを隠す作業が必要です。
従来の専用検出器だけでは、事故車や混雑した道路、画像の端で一部だけ写ったプレートを取りこぼす場合があり、担当者が全写真を確認する負担につながっていました。
また、大雨や台風の後には事故車・水没車両の写真が短期間に数千枚単位で集まり、報告期限内の処理が求められます。
こうした検出の難しさと処理量の増加を背景に、複数の検出方式と一括処理、確認・修正の機能を組み合わせる構成が採られています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社イーアンドディー(本社:東京都千代田区、代表取締役:木村 修)は、車両写真に写ったナンバープレートをAIが自動で…
https://www.atpress.ne.jp/news/640011