hokanと三井物産インシュアランスは、AIが保険代理店の電話一次受付を担うシステムの共同実証実験を2026年9月に始めました。
保険代理店向けシステム「hokan」とAPI連携し、顧客情報の照会から応対履歴やToDoの記録まで検証します。
AIの対応範囲を受付や用件の聞き取りなどに限定し、募集行為は有人対応へ切り替える方針です。
記事の概要
今回のPoCは、企業・団体の従業員向け保険に寄せられる電話の一次受付を対象としています。
hokanと三井物産インシュアランスが、AIを活用した電話受付業務の実現可能性を共同で検証します。
API連携を通じて、顧客情報の照会、応対内容の記録、担当者への取次、ToDo登録までの業務フローを確認します。
AIの応対は、受付、名乗り、AI対応である旨の案内、契約者本人の確認、用件の聞き取りに限定します。
商品説明、意向把握、比較推奨、保険料試算、補償内容の回答、申込受領などはAIが行いません。
これらの募集行為に該当する応対は、速やかに募集人による有人対応へ切り替えます。
今後は技術面に加え、運用面と費用面を検証し、住所変更などの一次受付や契約更改業務への拡大を検討します。
記事のポイント
- 電話一次受付をAI化: 企業・団体の従業員向け保険に関する電話を対象に、受付から取次、記録までの成立性を検証します。
- 募集行為は有人対応: 商品説明や比較推奨などの募集行為をAIの対象外とし、必要な場合は募集人へ切り替えます。
- hokanとAPI連携: 顧客情報の照会から応対履歴、ToDoの記録までを連携し、実務での運用可能性を確認します。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する代理店: 導入判断では、AIの応対精度だけでなく、募集行為を検知した際の有人切り替え、記録、運用費用まで含めた業務設計が求められそうです。
- 保険業界の競合: 顧客情報の照会から応対履歴・ToDo登録までをつなぐ構成が示されたことで、保険代理店向けサービスには、電話対応と業務管理を一体化する提案が求められる可能性があります。
- 募集人・管理者: 一次受付をAIに分担させる場合、募集人は専門性が必要な相談へ集中しやすくなる一方、有人対応へ切り替える基準と監査可能な記録の整備が重要になりそうです。
このニュースの背景
2026年6月施行の改正保険業法や、同年度から本格運用が始まった代理店業務品質評価制度を背景に、募集プロセスや内部態勢を説明できる記録の重要性が高まっています。
保険代理店では、契約内容の確認や各種照会、保全・更改手続きに時間を要し、受電が集中する時間帯には電話のつながりにくさも課題となっています。
こうした状況から、募集行為に該当しない一次受付をAIに担わせ、応対内容の記録や取次を効率化する余地が生まれています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社Hokanグループのプレスリリース(2026年10月13日 09時00分)hokanと三井物産インシュアランス、…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000191.000028337.html