アクト・ノードは10月5日、農業・畜産・水産養殖向け生産管理アプリ「アクト・アップ2.0」の提供を始めました。
IoTデバイス接続の「アクト・コネクト」と、AI処理を担う「アクト・AI」を利用できます。
養鶏ブロイラーの実生産環境では、生産者が設定したルールに基づく設備の自動制御が稼働しています。
記事の概要
「アクト・アップ2.0」は、IoTセンサーやカメラAIに加えて、換気カーテンなどの駆動・制御設備に対応しました。
アクト・コネクトが各種IoTデバイスを接続・管理し、アクト・AIがクラウドやエッジデバイスでAI処理を実行します。
現場端末とエッジAIは、クラウドとの通信が途切れた場合も計測と制御を続けます。
AIはカメラ画像からの鶏の体重や状態、風速・風向などの推定や、データ分析に活用されます。
設備の制御は、生産者が決めたルールに従って実行し、ルールと制御結果をデータとして記録します。
1.0の導入先では、1ロット4鶏舎・22,000羽の作業時間が約1,415時間から約1,132時間へ約20%削減されました。
カメラAIによる鶏の体重推定は、誤差3%以下の精度で実用化されています。
記事のポイント
- 駆動設備を制御: 換気カーテンなどの設備をアクト・アップに接続し、生産者のルールに沿って自動制御できます。
- クラウドとエッジ: クラウドと現場端末の双方でAI処理を行い、通信断時も計測と制御を継続できます。
- 養鶏で稼働中: ブロイラーの実生産環境で、環境センサーやカメラAIと連動した設備制御が稼働しています。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: 通信断でも計測・制御を続け、既存設備を活かして任せる範囲を段階的に広げられるため、全面刷新の前に効果とリスクを検証する導入計画を立てやすくなると考えられます。
- 同領域の提供者: センサーやカメラによる可視化だけでなく、設備制御や遠隔保守まで含めた運用基盤が競争軸になり、機器接続・AI・制御をまたぐ提案が求められる可能性があります。
- 農業生産現場: 生産者が決めたルールと制御結果を記録できるため、熟練者の判断を現場ごとのデータとして蓄積し、作業負担と生産状況を確認しながら任せる業務を広げやすくなりそうです。
このニュースの背景
日本の農業・畜産では担い手の減少と高齢化が進み、基幹的農業従事者は今後20年間で116万人から30万人へ減少すると見込まれています。
生産現場では、飼料・エネルギー価格の高騰や気候の極端化、疾病リスクが重なり、環境管理の失敗が大きな損失につながる可能性があります。
一方で、既存設備を更新した後も技術の進化に対応できるかという不安があり、設備投資を一度に進めにくい状況が示されています。
従来版の導入先では、4鶏舎・2万2000羽の1ロットで作業時間が約20%削減され、カメラAIによる鶏の体重推定も誤差3%以下で実用化されています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社アクト・ノードのプレスリリース(2026年10月5日 10時10分)農業・畜産・水産養殖向けクラウドアプリ「アク…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000089633.html