デンソークリエイトは9月30日、システム・ソフトウェア設計ツール「Next Design V5.1」と「Next Design AIツールキット」の提供を始めました。
AIエージェントがNext Design上の設計情報を参照・編集・検証し、モデル作成やレビューに活用できます。
大規模プロジェクトの起動性能も高め、人とAIが同じ設計情報を使う開発基盤を目指します。
記事の概要
Next Design V5.1は、大規模プロジェクトで設計情報やモデルが増えた場合の読み込み性能を向上しました。
ファイルを開いてから設計を始めるまでの待ち時間を抑え、設計情報を集約した環境で作業を始めやすくします。
Next Design AIツールキットは、AIエージェントと設計情報を接続する「Next Design MCP」を提供します。
AIエージェントは、モデル、メタモデル、トレーサビリティ、ダイアグラムなどを参照できます。
モデルの作成・編集や設計情報の確認・検証に加え、要求をもとにしたモデルのたたき台作成にも対応します。
専用Skillsを組み合わせることで、メタモデルやビューの検討、既存設計資産の移行、APIを使ったコード生成・改修も支援します。
年間利用料はユーザーライセンスが税込76,560円から、フローティングライセンスが税込306,240円からで、動作環境はWindows 11です。
記事のポイント
- 設計情報をAIが直接操作: Next Design MCPにより、AIエージェントがモデルやトレーサビリティを参照し、作成・編集・検証まで行えます。
- 専用Skillsで作業を支援: Next Designの知識や手順をAIエージェントに与え、設計資産の移行やAPIを使ったコード改修も支援します。
- 年間利用料は税込7万6560円から: ユーザーライセンスは税込76,560円から、フローティングライセンスは税込306,240円から利用できます。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 設計情報を集約している企業では、AIの回答を読むだけでなく成果物の作成・検証まで試せるため、精度だけでなく権限管理やレビュー手順を含めて導入を進める必要がありそうです。
- 同業の設計ツール提供者: モデルやトレーサビリティをAIが直接扱う構成は、設計ツールの差別化軸を画面機能から外部エージェントとの接続性へ広げる可能性があります。既存資産を安全に扱えるかが比較材料になりそうです。
- 製造業の開発部門: 要求からテストまでの構造化情報を人とAIの共通基盤にする考え方は、設計業務の分担を見直す契機になります。AIに任せる確認と人が担う設計判断の境界を定めることが求められそうです。
このニュースの背景
大規模開発では設計情報やモデルが増え、設計を始めるまでの待ち時間が課題になりやすい状況があります。
Next Designは要求、システム設計、ソフトウェア設計、テストなどの情報をモデルとして構造化し、関連やトレーサビリティを一元管理しています。
今回のAIツールキットは、MCPによる接続に加えて、Next Designの専門的な作業に必要な知識や手順を専用Skillsで提供する構成です。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社デンソークリエイト(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:宮川 英明)は、システム・ソフトウェア設計ツールの最新…
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