Postmanは9月29日、AIエージェントやLLM、MCPサーバーを統制する「Fabric Gateway」の一般提供を開始しました。
同製品は、APIやツール、他のエージェントへのアクセスを一元管理するプロトコル非依存の基盤です。
企業は単一のゲートウェイを通じて、AIエージェントと社内APIなどの接続を管理できます。
記事の概要
Fabric Gatewayは、AIエージェントやLLM、MCPサーバーがAPIやツールを発見・連携する際の統制レイヤーです。
顧客のクラウド環境に単一のゲートウェイを配置し、LLM、MCPサーバー、エージェント、社内APIをルーティングできます。
ランタイムのトラフィック監視に加え、APIやエージェントの発見、設計、アイデンティティ、ポリシー、ガバナンスを扱えます。
API、CLI、MCPサーバー、エージェントなどの接続対象は、統合レジストリで単一のエンドポイントに集約できます。
HTTP、gRPC、MCP、A2Aの各プロトコルに対し、最小権限とコンテキストに応じた制御を適用できます。
単一の管理画面では、エージェントの動作やアイデンティティ、複数エージェント間の連携を監視できます。
フォールバックチェーンやサーキットブレーカー、ヘルス状態を踏まえたルーティングにも対応します。
記事のポイント
- 接続対象を一元管理: API、CLI、MCPサーバー、エージェントなどを単一エンドポイントに集約し、接続先を一元管理できます。
- 複数プロトコルを統制: HTTP、gRPC、MCP、A2Aを問わず、最小権限とコンテキストに応じたポリシーを一貫適用できます。
- 発生前に監査へ対応: 認証・認可・分類・記録を相互作用の発生前に行い、設計段階からコンプライアンスに対応できます。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: AIエージェントを業務へ広げる企業は、既存APIの追加接続だけでなく、発見・権限・監査を一つの運用設計に組み込む必要があり、導入前に管理範囲と責任分担を見直すことになりそうです。
- API管理製品: API管理やセキュリティ基盤を提供する企業には、HTTP中心の接続管理だけでなく、MCPやA2Aを含むエージェント間通信まで同じポリシーで扱えるかが、競争上の論点になる可能性があります。
- セキュリティ担当者: セキュリティ・プラットフォーム担当者は、エージェントの動作を個別に追うのではなく、アイデンティティ、権限、連携状態、障害時の切り替えを横断して監視する体制を早めに整えることが求められそうです。
このニュースの背景
企業がAIエージェントの導入を急速に進める一方、既存インフラはアプリケーションや人間のユーザーを前提に設計されており、自律的に複数APIを連携するシステムへの対応が課題になっています。
MCPやA2Aなど新興プロトコルへの対応が必要になり、認可されていない、または管理されないAI間の相互作用を防ぐ仕組みが求められています。
Gartnerは、AIワークロードの増加により、2029年までに組織の80%がAPIゲートウェイの置き換えまたは大幅な機能拡張を迫られると予測しています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
Postman株式会社のプレスリリース(2026年9月30日 10時37分)Postman、AIエージェント時代の統制基…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000182150.html