Will SmartとWILLER EXPRESSは、国土交通省の地域交通DX事業に採択されました。
車載データやAIを活用し、バスの運行管理と安全管理を支援するシステムを開発します。
WILLER EXPRESSの「成田シャトル新木場線」を実証フィールドに、実運行環境で技術検証を行います。
記事の概要
両社は、国土交通省の令和8年度「『交通空白』解消等リ・デザイン全面展開プロジェクト」に選定されました。
対象事業は、バス業務標準仕様に準拠した運行系業務システムと安全管理業務の高度化を検証するものです。
新システムには、運行管理、バスロケーション、GTFS化ツールなどを搭載する予定です。
OBD型デジタルタコグラフやドライブレコーダーの車両データをクラウド上で一元管理します。
GTFS Realtimeによる運行情報の公開や、安全管理クラウドシステム「RootS」との連携にも取り組みます。
実証では、潮見・新木場駅と成田空港・芝山町役場を結ぶ成田シャトル新木場線を活用します。
2026年8月から要件整理を始め、9月から12月に開発し、2026年12月から2027年1月に実証する予定です。
2027年2月に結果を報告・評価し、他のバス事業者にも展開可能なパッケージサービスを目指します。
記事のポイント
- 標準仕様で新システムを開発: 国土交通省のバス業務標準仕様書を前提に、運行管理やバスロケーションを備えたWebシステムを新規開発します。
- 車載データを横断活用: 車両データをクラウドで一元管理し、運行分析や安全対策、利用者へのリアルタイム情報提供に活用します。
- 実運行で安全管理を検証: 成田シャトル新木場線でRootSと新システムを連携し、日常業務での有効性や効率化への効果を確認します。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討するバス事業者: 標準仕様を前提に車載データ・安全管理・旅客向け情報をつなぐ構成は、個別システムの追加導入よりも業務全体の整理を先に進める契機になりそうです。
- 同業のサービス提供者: 実運行での検証結果や他社展開を見据えたパッケージ化の進み方によっては、標準仕様への対応力と複数業務を横断する連携機能が競争軸になる可能性があります。
- 自治体・交通政策担当者: 実証で業務効率や安全管理、情報提供、導入・運用コストの効果が確認されれば、地域交通DX事業で横展開しやすい導入モデルとして検討しやすくなりそうです。
このニュースの背景
バス事業の現場では、人手不足や業務の属人化に加え、安全管理・運行管理・旅客向け情報提供のシステムが分散していることが課題になっています。
車両から取得できるデータを一元化し、運行管理や安全管理の効率化につなげる仕組みが求められています。
こうした課題を受け、国土交通省のバス業務標準仕様書に準拠したWebベースの運行系業務支援システムを、実運行環境で検証する計画が進められます。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社Will Smartのプレスリリース(2026年9月7日 14時00分)Will Smart、WILLER EX…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000152.000025260.html