ジェンパクトは9月1日、財務経理向けのエージェンティックAIソリューション「Genpact Record-to-Report Suite」の提供を開始しました。
仕訳、勘定照合、社内取引の各プロセスにAIエージェントを適用し、決算業務の効率化と統制強化を支援します。
決算ピーク時の作業工数を最大40%削減し、社内取引の不一致を最大99%リアルタイムで解消するとしています。
記事の概要
Genpact Record-to-Report Suite(R2R Suite)は、仕訳、勘定照合、社内取引を対象とする財務経理向けの統合ソリューションです。
従来のルールベースの自動化とは異なり、AIエージェントが決算終盤の例外事象を自律的に調査します。
例外の根本原因を解消し、得られた知見を次回の決算に生かすことで、サイクルを重ねるごとに精度と迅速性を高めます。
導入による成果として、決算ピーク時の作業工数を最大40%削減し、勘定照合の初回一致率95%超を実現するとしています。
また、社内取引の不一致を最大99%リアルタイムで解消し、トップサイド調整や決算終盤の混乱を減らします。
R2R Suiteは、共通のエージェンティック・インテリジェンス・レイヤー上に構築された3つの独立モジュールで構成されます。
「Journal Entry」は仕訳、「Reconciliation」は勘定照合、「Intercompany」は社内取引を担当します。
モビリティおよび産業分野のTennecoは、同スイートのパイロット導入を進めています。
記事のポイント
- 決算工数を最大40%削減: 仕訳処理と社内取引の突合にAIエージェントを適用し、決算ピーク時の作業工数を最大40%削減します。
- 3モジュールで業務を支援: 仕訳、勘定照合、社内取引に対応し、企業の業務モデルや成熟度に応じて単独または組み合わせて導入できます。
- Tennecoがパイロット導入: モビリティおよび産業分野のTennecoは、決算サイクルの早期に課題の根本原因を特定する運用を検証しています。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 自社の決算業務では、全体を一括導入する前に、仕訳・勘定照合・社内取引のどこに例外対応が集中するかを見極め、段階的な適用範囲を設計する必要がありそうです。
- 財務業務支援会社: ルールに沿った定型処理だけでなく、例外の調査や根本原因の解消まで含めた支援が求められ、決算サイクルを通じて蓄積される知見をどうサービス価値に変えるかが課題になりそうです。
- CFO・経理責任者: 工数削減だけでなく、初回一致率や不一致解消率を統制と意思決定の改善に結び付けられるかが評価軸となり、導入前に自社環境や業務成熟度との適合性を確認することが重要になりそうです。
このニュースの背景
従来の決算自動化があらかじめ定義されたルールに基づく処理であるのに対し、R2R Suiteは決算終盤の例外事象をAIエージェントが調査し、根本原因の解消を目指します。
仕訳、勘定照合、社内取引を共通のエージェンティック・インテリジェンス・レイヤーで扱いながら、3つのモジュールを単独または組み合わせて導入できる構成です。
決算ピーク時の作業工数を最大40%削減し、勘定照合の初回一致率95%超、社内取引の不一致を最大99%リアルタイムで解消するとしており、Tennecoがパイロット導入を進めています。
関連するニュース
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
ジェンパクト株式会社のプレスリリース(2026年9月3日 15時00分)ジェンパクト、財務経理の生産性・統制・決算予測精…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000077599.html