ポールトゥウィンホールディングスの連結子会社Side International Holdings Limitedは、デンマークのModl.ai APSと基本合意書を締結しました。
両社は、AI搭載型デバッグツールの開発・商業化プロジェクトを進めます。
Sideが今後6カ月間、同プロジェクトを独占的に主導し、数カ月以内の顧客向け試験運用を目指します。
記事の概要
基本合意書は、2026年8月27日、ドイツ・ケルンで開催中の「gamescom 2026」で調印されました。
合意書の拘束期間は6カ月間で、Sideは技術面と事業面の両方から製品化を推進します。
Sideはゲームデバッグの知見と顧客基盤を活用し、Modl.aiのAI搭載型デバッグツールを商業化します。
Modl.aiのプラットフォームは、ゲームを自律的にプレイするAIテストエージェントとAI分析機能を備えています。
テスト中の不具合を自動検出し、動画、ログ、再現手順を含むバグレポートを提供します。
ゲームエンジンとの連携やSDKの実装、ソースコードの変更を必要とせず、複数のビルド、プラットフォーム、デバイスをテストできます。
テスト内容は自然言語で定義でき、ゲームデバッグチームがテスト自動化を進められる設計です。
記事のポイント
- 6カ月間の独占主導: Sideが技術面と事業面の両面で、AIデバッグツールの開発・商業化を独占的に主導します。
- コード不要のテスト: Modl.aiはコンピュータビジョンを基盤とし、ソースコード変更なしでゲームを検証します。
- 数カ月以内に試験運用: 両社はSideの顧客基盤を活用し、数カ月以内に顧客向け試験運用を目指します。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: ソースコード変更やSDK実装を要せず複数ビルドなどを検証できるため、既存の開発環境への影響を抑えた自動化の試験を検討しやすくなりそうです。
- ゲームQAチーム: 自然言語でテスト内容を定義し、動画や再現手順付きの報告を得られるため、反復作業からテスト設計や不具合の優先順位付けへ役割が移る可能性があります。
- 同業のサービス提供者: 6カ月間の独占主導と数カ月以内の顧客試験により実運用での検証が進むため、競合各社にはコード非依存の自動化や報告品質への対応が求められそうです。
このニュースの背景
AI技術の進展でゲーム開発の効率化・自動化が広がる一方、機密情報や作品ごとの仕様の違いから、汎用性と精度を両立するツールの開発は難しい状況です。
ゲームデバッグ向けAIツールは複数の企業・団体が開発していますが、現時点では実運用に十分耐えられる製品は確立されていないとされています。
Modl.aiはソースコード変更を必要としないコンピュータビジョン基盤の仕組みを備え、Sideはゲームデバッグの知見と顧客基盤を持つため、両社の協業で製品化と顧客試験を進める流れになっています。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
ポールトゥウィンホールディングス株式会社のプレスリリース(2026年8月28日 08時00分)Sideが欧州AIスタート…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000085034.html