UCDコンサルティングは10月14日、ベトナムのLAGOM VIET NAM社と覚書を締結しました。
AIごみ分別支援システム「エコチャット」と、ペットボトル自動回収機「エコネージ」を現地展開します。
両社は、廃棄物管理のデジタル化と資源循環モデルの構築を目指します。
記事の概要
UCDコンサルティングは2026年10月14日、ホーチミン市でLAGOM VIET NAM社とMOUを締結しました。
協業では、AIを活用したごみ分別支援システム「エコチャット」をベトナム市場に展開します。
エコチャットの粗大ごみ画像識別AIは、国内契約自治体の対象人口1,400万人超に展開されています。
両社は、画像識別AIで粗大ごみなどに含まれるリサイクル可能資源を判別する実証を検討します。
デジタルサイネージ搭載のペットボトル自動回収機「エコネージ」は、商業施設や学校などへの設置を検討します。
回収量の管理やポイントなどのインセンティブを通じ、企業のリサイクル活動やEPR制度への対応も支援する可能性があります。
LAGOM VIET NAM社の現地回収ネットワークと、UCDコンサルティングのAI・デジタル技術を組み合わせます。
実証地域や時期は、現地の関係機関や事業者との調整を踏まえて決定する予定です。
記事のポイント
- 画像で分別を支援: エコチャットはスマートフォンで撮影したごみをAIが識別し、品目や分別方法の確認を支援します。
- 回収機を現地展開: エコネージを商業施設やスーパー、学校に設置し、回収と広告・情報発信を組み合わせます。
- 現地向けに最適化: 両社はベトナムの制度や生活環境に合わせ、資源循環モデルの実証と最適化を進めます。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 回収量の管理やポイント、サイネージを組み合わせる前提から、導入企業は回収設備だけでなく参加促進策と成果の把握方法まで一体で設計する必要がありそうです。
- 同業のサービス提供者: 日本で使われたAIをそのまま移すのではなく、現地の制度・生活環境への最適化と回収網との組み合わせを検証する流れは、海外展開時の競争軸を技術性能だけにしない可能性があります。
- 自治体・関係機関: 実証地域や時期が関係機関・事業者との調整で決まるため、導入を進める側には、AIの精度評価に加え、地域ルールや回収運用を含む実証条件を早期に詰めることが求められそうです。
このニュースの背景
ベトナムでは、経済成長や都市化に伴って一般廃棄物やプラスチック廃棄物が増加しています。
製造・輸入事業者に回収・リサイクルの責任を求めるEPR制度など、資源循環に関する制度整備も進んでいます。
UCDコンサルティングは、国内で自治体向け廃棄物DXを提供し、LAGOM VIET NAM社は学校や小売店舗を通じた資源回収に取り組んできました。
国内で対象人口1,400万人超に展開する画像識別AIと、現地の回収ネットワークを組み合わせる条件が整ったことが、今回の協業の背景にあります。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社UCDコンサルティングのプレスリリース(2026年10月16日 14時32分)UCDコンサルティング、ベトナムの…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000074575.html