TSUNAGIは、Excelで作成された帳票データをIBM Maximoへ統合するツール「MX Stage」を公開しました。
AIが帳票構造のパターン化やデータマッピング、変換コードの生成を支援します。
変換後のデータは専用画面で人が確認してから、Maximoへ投入できます。
記事の概要
MX Stageは、2026年10月1日に公開されたデータ移行ツールです。
保全現場で蓄積された作業日報や機器台帳、保全周期表などのExcelデータを対象にしています。
標準搭載の「Skill」をAIに渡し、帳票構造のパターン化、データマッピング、変換コードの生成を任せます。
変換データは、データ移行向けにチューニングされたグリッドUIに表示されます。
ユーザーは内容を最終確認したうえで、IBM Maximoへデータを投入できます。
ユーザー企業が承認したAI環境に、プロンプト一文で導入できるアーキテクチャを採用しています。
現時点では、Claude Desktop、ChatGPTデスクトップ、Google Antigravity、IBM BobなどのPC向けAIクライアントで動作を確認しています。
TSUNAGIは、Maximo導入を支援するパートナー企業向けに、ライセンスやSkillのカスタマイズ支援、保守・アップデートを提供します。
記事のポイント
- AIが帳票変換を支援: AIがExcel帳票の構造をパターン化し、Maximo向けのデータマッピングと変換コードを生成します。
- 人が確認して投入: 変換したデータを専用グリッドUIで確認し、人が最終判断してからMaximoへ投入する流れです。
- 承認済み環境に対応: 企業が承認したAI環境を使える設計で、Claude Desktopなど複数のPC向けクライアントを確認済みです。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 既存のExcelを残したまま運用するか、Maximoへ移行するかの判断で、移行作業の負担と人による確認工程を含めて導入計画を見直す必要が生じそうです。
- Maximo導入支援企業: 帳票ごとに個別対応していたデータ移行を、Skillのカスタマイズや保守と組み合わせて提案でき、導入後のデータ整備まで支援範囲を広げられる可能性があります。
- 保全業務の責任者: Excelに分散した作業日報や機器台帳をMaximoへ反映しやすくなれば、蓄積データを保全周期の最適化や作業支援に使う前提を整えやすくなると考えられます。
このニュースの背景
保全現場では、作業日報や機器台帳、保全周期表などの情報が現場ごとのExcel帳票として蓄積されてきました。
帳票は行列の位置や文字表現が統一されていないため、Maximoへの移行に向けたルール作りが難しく、期間や予算の制約から対象外になるケースがありました。
その結果、Maximo稼働後もExcelでの更新が続き、両方のデータに乖離が生じることが課題になっていました。
AIによる帳票の構造化が進む一方、企業が承認した環境で安全に扱いたいという要請もあり、AIの利用環境を選べる設計が必要になっています。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
TSUNAGIのプレスリリース(2026年10月15日 12時30分)IBM Maximo と保全現場のノウハウが詰まっ…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000135662.html