VOCs DeepTech Lab、3大学の肝疾患AI判定技術を独占ライセンス

VOCs DeepTech Labは、慶應義塾大学・京都大学・東海大学が保有する肝疾患判定技術の独占的通常実施権を取得しました。
同技術は、呼気に含まれる揮発性代謝産物の質量分析データをAIで解析します。
新たな呼気データから、対象者が肝疾患である確率を推定します。
同社はこの権利を基盤に、非侵襲評価技術の実用化を進めます。

記事の概要

VOCs DeepTech Lab株式会社は、学校法人慶應義塾、国立大学法人京都大学、学校法人東海大学が保有する知的財産の独占的通常実施権を取得しました。
対象には、呼気データとAIを活用した肝疾患判定技術などが含まれます。
同技術では、呼気に含まれる複数の揮発性代謝産物を質量分析します。
得られたデータをAIに学習させ、肝疾患判定の推定モデルを構築します。
新たな呼気データをモデルに入力すると、対象者が肝疾患である確率を出力します。
呼気を採取・分析する試料だけでなく、AI判定に使うデータとして扱う点が特徴です。
実施権は、国際出願の移行出願が行われる全地域を対象とし、対象特許の存続期間にわたります。
VDLによる第三者への再実施許諾が認められ、大学側から第三者へのライセンスは行われない条件です。

記事のポイント

  1. 呼気データをAI解析: 複数の揮発性代謝産物から得た質量分析データを学習し、肝疾患の確率を推定します。
  2. 非侵襲評価を想定: 呼気を試料として分析するだけでなく、AI判定に用いるデータとして扱う技術です。
  3. 広域の独占実施権: 移行出願が行われる全地域を対象とし、第三者への再実施許諾も認められています。

このニュースがもたらす影響

  • 医療機器開発企業: 肝疾患の非侵襲評価を事業化したい企業は、3大学との個別交渉ではなくVDLを窓口に、再実施許諾を含む連携条件や実用化までの役割分担を検討することになりそうです。
  • 検査サービス事業者: 呼気を使う肝疾患評価に参入する事業者は、対象特許の存続期間と広域の独占権が競争条件に影響する可能性を踏まえ、VDLとの提携余地や代替技術を早めに見極める必要がありそうです。
  • 医療研究機関: 今後の研究では、呼気の質量分析データを単なる検体情報ではなくAI判定用のデータ基盤として蓄積し、継続的なデータ取得とモデル改善をどう設計するかが論点になりそうです。

このニュースの背景

肝疾患の判定に、呼気に含まれる複数の揮発性代謝産物の質量分析データを用いる技術が対象になっています。
このデータをAIに学習させ、新たな呼気データから肝疾患である確率を推定する仕組みです。
VDLは3大学の知的財産について独占的通常実施権を取得し、第三者への再実施許諾も認められています。
呼気を採取・分析する試料にとどめず、判定に使うデータとして扱うことが、今回の実用化方針の背景にあります。

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呼気データ×AI判定プログラム-VOCs DeepTech Lab、慶應義塾大学・京都大学・東海大学が保有する肝疾患判定技術の独占的通常実施権を取得
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000191553.html

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