EAGLYSは、実験データ基盤「EAGLYS ALCHEMISTA Labs」とデータケミカルの「Datachemical LAB」のAPI連携を2026年10月7日に開始します。
ALCHEMISTA Labsに保管したCSVデータを、Datachemical LABの画面から直接呼び出して解析できるようになります。
ExcelやPDFの探索・構造化から、AI・機械学習による解析・予測までを、ファイルの受け渡しなしで進められます。
記事の概要
今回の連携は、EAGLYSとデータケミカルが製造業・化学業界の研究開発向けに提供します。
これまでは、ALCHEMISTA Labsで整形したデータをファイルに書き出し、Datachemical LABへ取り込む必要がありました。
連携後は、Datachemical LABの操作画面からALCHEMISTA Labs上のCSVデータを直接呼び出せます。
ALCHEMISTA Labsは、ExcelやPDFを元の形式のまま保管し、ファイル内の項目や物質名、文章を検索できます。
複数の実験データを結合してデータセットを作成し、担当者や部署ごとに異なる用語・略称・表記をAIで統合します。
構造化したデータはCSV出力とAPI連携に対応し、既存の分析ツールで利用できます。
両サービスを契約する顧客が利用でき、追加費用は発生しません。
記事のポイント
- 解析前の受け渡しを削減: Datachemical LABからALCHEMISTA LabsのCSVを直接呼び出せるため、書き出しと再取り込みの作業が不要になります。
- Excel・PDFをそのまま活用: ExcelやPDFを整形せずに保管し、AIによる検索や表記揺れの検知・修正を通じて実験データを構造化します。
- 両サービス契約者が対象: 本連携はALCHEMISTA LabsとDatachemical LABの両方を契約する顧客が利用でき、追加費用は発生しません。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: 既存のExcelやPDFを残したまま探索・構造化・解析までつなげられるため、データ移行の負担を抑えた研究開発基盤の整備を検討しやすくなります。
- 同業サービス提供者: 解析機能単体の提供だけでなく、実験データ基盤とのAPI接続性も選定条件になり、利用企業間のデータ連携を前提にした設計が求められそうです。
- 研究開発部門: ファイルの書き出しや再取り込みが減ることで、データ受け渡しに伴う作業を見直し、探索や表記統合にかかる時間を解析へ振り向けられる可能性があります。
このニュースの背景
製造業・化学業界では、マテリアルズインフォマティクスなどデータ駆動型の研究開発が広がっています。
一方、実験データはExcelやPDFで保管されることが多く、解析前にファイルの探索や整形が必要でした。
整形後のデータを解析ツールへ移す際にも、ファイルの書き出しと取り込みが繰り返されていました。
今回の連携は、実験データを整えてから解析するまでの受け渡し作業を減らす流れで実施されます。
関連するニュース
- データケミカルは材料開発AIに高度解析、SharePoint連携、ナレッジベースを追加します。
- 株式会社Queueは、APIキーなしでRAGや分析チャットを組み込めるSquadbaseの新機能を提供開始しました。
- ElixとAxcelead DDPが、AI分子設計と創薬データを組み合わせたTPD共同研究を始めます。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
EAGLYS 株式会社のプレスリリース(2026年10月1日 10時00分)EAGLYS ALCHEMISTA Labs…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000076.000041103.html