記事の概要
日本新聞協会は、AIサービス事業者に対して「robots.txtを順守すべき」とする声明を発表しました。
この声明では、報道コンテンツを無断で学習されることを望まない新聞社の意向を尊重するよう求めています。
robots.txtは、ウェブサイトが情報収集を行うクローラーに対してアクセスの可否を示すファイルですが、一部の事業者がこれを無視しデータを収集しているケースが確認されています。
協会は、権利者の意思を尊重し、AI事業者は学習や利用においてこれを遵守すべきだと強調しています。
また、データ収集を行う際のユーザーエージェントの公表を義務付ける制度の必要性や、報道コンテンツの権利者が適切に意思表示できるようなプロトコルの標準化も提言しています。
現在の状況では、報道コンテンツの保護が不十分であり、著作権法や競争法にとどまらない対応が求められています。
記事のポイント
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
日本新聞協会は4日、AIサービスの事業者に対し、「robots.txtを順守すべき」とする声明を発表した。報道コンテンツ…
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/2020223.html